育成型人事考課実践研修

成果主義、実績主義を定着させる 育成型人事考課実践研修

人事諸制度の見直しや人事トータルシステムへの移行の流れの中で「人事考課」も成果主義、育成型へと大きく変わってきています。しかし人事考課のねらいは公正な処遇のための査定にありますので、より客観的で妥当性のある考課にも目を向けて行かなければなりません。特に業績への連動が強くなればなるほど、客観的で妥当性のある考課が求められてきます。

人事考課を生きたものにするには、組織の方式、基準に基づくだけでなく、客観的で妥当性をあげるための考課能力の強化にも力を注いでいかなければなりません。

本研修では成果を中心にした育成型人事考課の基本的な考え方を理解していただくと共に管理者に欠かせない考課技術と考課能力の強化を図っていきます。

対象

評価権を持つ部長、課長、係長等の管理、監督者の方々。

定員

20~30名

期間

2日間(通学、合宿)

講師派遣料

  • 25万円/1日 (消費税別)
  • 旅費交通費・宿泊費実費

ねらい

  • 人事諸制度における「人事考課」の重要性を認識します。
  • 管理者の役割の中での「人事考課」の位置づけを明確にします。
  • 客観的で妥当性ある考課を行うための基本用件や評定誤差等の考課技術を体得します。
  • 効果的な評価フィードバック面接の技術を習得します。

研修の特色

  • 他者診断、自己診断によるデータを活用しながら研修を展開します。
  • 研修技法として講義、討議、理解促進討議法のほかロールプレイングなどを駆使します。

研修のスケジュール

第一日 第二日
オリエンテーション (研修の目的・参加心得) 人事考課と人材育成 (講義) 9
これからの人事考課の考え方としくみ (講義)
人事考課からの指導ニーズ抽出 (演習) 10
11
グループ内相互紹介 (考課の悩み)
昼休 昼休 12
人事制度と人事考課に関する 基本コンセプトの確認 育成のための評価フィードバック面接 (ロールプレイング) 13
14
人事考課の客観性を高めるには
15
事例から学ぶ客観的考課の技術(1) (事例研究) 考課の基本要件のまとめ
16
17
休憩 18
客観的考課の技術(2) (事例研究) 19
20
21

※人事考課は企業によって方式、基準が異なります。また目標による管理との連動の有無によっても考課のあり方が異なってきます。本コースでは育成型の人事考課を基本にしていますが各企業のニーズに基づいてカリキュラムを変更することもできます。