新入社員のためのDE&I (多様性・公平性・包摂)入門 〜一人ひとりの違いを力に変える職場づくり〜
新入社員のためのDE&I (多様性・公平性・包摂)入門
- 対象者:新入社員
- 研修時間:2時間
- スライド:29枚
- 付属物:講師ノート付きPowerPoint+ワークシート
- 形式:ZIP(PPT + + DOC + PDF)/ 編集可能
- 価格:¥15,000(税込)
この研修の目標
- DE&I(Diversity, Equity & Inclusion:多様性・公平性・包摂性)の基本概念と企業活動における重要性を説明できる
- 多様性の4層モデルを理解し、「見えない違い」にも気づける視点を持てる
- 女性活躍推進をはじめとする日本の制度・現状を知り、自分事として考えられる
- インクルーシブな職場環境の実現に向けて、一人ひとりができる行動を具体的にイメージできる
プログラム構成(全5セクション・2時間)
1. DE&Iの基本 — 多様性・公平性・包摂性とは何か(25分)
2. 女性活躍推進の現状と制度 — 数字で見る日本の今(25分)
3. 見えない多様性に気づく — アンコンシャスバイアスと多様な背景(25分)
4. 多様な働き方とキャリア支援 — 誰もが活躍できる環境とは(20分)
5. 総合演習 — インクルーシブな職場をつくる行動宣言(15分)
6. まとめと振り返り(10分)
はじめに——「多様性を大事にしましょう」で終わらせない研修へ
人事・教育担当者の皆さまが多様性研修を企画するとき、最も難しいのは「知識の習得」と「行動変容」をつなぐことではないでしょうか。「大切ですよね」で終わる研修ではなく、「明日からの行動」につながる研修設計が求められています。
この研修は、DE&I(Diversity, Equity & Inclusion:多様性・公平性・包摂性)の理論的基盤から近年の最新制度動向、そして「インクルーシブな職場をつくる日常行動」まで、一貫した流れで構成された新入社員向け研修プログラムです。
DE&IにおけるEquityの重要性——EqualityとEquityの違いを最初に伝える
本プログラムで最初に確認するのは、「D&I」ではなく「DE&I」と表記する理由です。
Equality(平等)は全員に同じものを提供すること。Equity(公平)は一人ひとりの状況に応じた支援を提供することです。「背の低い人と高い人に同じ踏み台を渡す(Equality)」vs「背の低い人には高い踏み台を渡す(Equity)」という身近な例で、この違いを直感的に理解してもらいます。
McKinsey & Companyの調査(2023年)では、経営層の多様性が高い企業は、そうでない企業に比べ利益率が39%高い傾向があることが示されています。DE&Iは理念であると同時に、競争力に直結する経営戦略でもあります。
多様性の4層モデル——「見えない多様性」への気づき
Gardenswartz & Roweの多様性の4層モデルを使い、受講者が「多様性」を多層的に捉える視点を身につけます。
「見た目でわかる違いは多様性のほんの一部。価値観や経験といった見えない違いにも目を向けることが大切」というメッセージは、「自分の多様性マップ」の個人ワークを通じて実感として届きます。
女性活躍推進の現状——数字を「自分事」として受け取る工夫
本プログラムのセクション2では、日本のジェンダーギャップの現状を具体的なデータで示します。ジェンダーギャップ指数(2024年・世界125位)、など——これらの数字を「10人の職場」に置き換えることで、大きな統計数字を身近に感じてもらいます。
女性活躍推進法(2015年制定)の概要と2025-2026年の最新動向——男女間賃金格差の開示義務拡大、えるぼし・プラチナえるぼし認定の活用拡大、男性育休取得率の公表義務化——も、制度の背景を理解した上で解説します。
「日本はダメだ」という批判的な伝え方ではなく、「どんな変化が起きていて、自分たちには何ができるか」という建設的な視点を貫いています。
アンコンシャスバイアスとマイクロアグレッション——「気づく力」を育てる
セクション3では、アンコンシャスバイアス(Unconscious Bias:無意識の偏見)の概念を、「誰もが持っている自動処理の結果」として紹介します。個人ワークで「ほぼ全員に何かしらのバイアスがある」ことを体感してもらい、「持っていること自体は自然。問題は”気づかずに行動してしまう”こと」というメッセージを届けます。
LGBTQとアライ(支持者)の概念も扱います。2023年6月に施行されたLGBT理解増進法の内容と、職場でできるアライとしての具体的な行動を学びます。
マイクロアグレッションは、「悪意のない些細な差別的言動」が繰り返されることで当事者に大きなダメージを与えることを伝えます。「○○なのに」という表現の問題点を示し、「属性ではなく行動や成果を褒める」という具体的な言い換えを練習します。
総合ケーススタディ——多様なチームで「全員が力を発揮できる環境」を考える
「Aさんのチームの1日」ケーススタディは、本プログラムの学びを総合的に活用する演習です。
チームには次の4名がいます——リモートワークのツール操作が苦手な50代男性のBさんなど、、このチームで全員が力を発揮できる定例会議を設計する、という実践的な演習です。
「誰かに合わせる」のではなく「全員が力を発揮できる環境を一緒に考える」という姿勢が、インクルーシブな職場づくりの核心です。
全員の働きやすさに直結する施策として伝える
本プログラムが特に力を入れているのは、「女性活躍推進は女性だけの話ではない」という視点の伝え方です。育休取得の推進は男性も育児に参加しやすくなること、長時間労働の是正は全員のワークライフバランス改善につながること、柔軟な勤務制度は通院・学び直し・副業にも活用できること——施策が全員に恩恵をもたらす構造を表で示します。
人事・教育担当者へのメッセージ
2023年3月期から有価証券報告書での開示が義務化された3指標(女性管理職比率・男女間賃金格差・男性育休取得率)が示すように、DE&Iは企業の説明責任の一部になりました。数字を開示するだけでなく、「改善する組織文化」をつくるためには、新入社員の段階から「多様性の当たり前」を育てることが最も根本的な施策です。
「多様性は特別なことではなく、すでにそこにあるもの」——その気づきから行動が始まります。本プログラムを、貴社のDE&I推進の最初の一歩として活用いただければ幸いです。
データ形式など
本プログラムは、パワーポイントデータ+講師ノート+ワークシート(Zipファイル)のダウンロード販売です。編集可能なファイルが付属するため、自社の状況に合わせて内容のカスタマイズも可能です。
利用規約
ご購入前にご利用規約をご一読ください。利用規約はこちらのページをご覧ください。
| 再ダウンロード有効期間(日数) | 無期限 |
|---|---|
| ファイル名 | S26_09.zip |
| 公開日 | 2026/03/11 |
| バージョン | ver.1.00 |
| 制作 |