アサーティブコミュニケーション入門 〜自分も相手も大切にする伝え方〜

アサーティブコミュニケーション入門

(S26_06)
  • 対象者:新入社員
  • 研修時間:2時間
  • スライド:28枚
  • 付属物:講師ノート付きPowerPoint+ワークシート
  • 形式:ZIP(PPT + + DOC + PDF)/ 編集可能
  • 価格:¥15,000(税込)

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この研修の目標

  1. 3つのコミュニケーションスタイルの違いを説明できる
  2. 「I(アイ)メッセージ」を使って自分の意見を伝えられる
  3. 職場で起こりがちな場面で、アサーティブな対応を選べる
  4. DESC法を使って、言いにくいことを段階的に伝えられる

プログラム構成(全5セクション・2時間)

1. コミュニケーションの3つのスタイル(30分)
2. アサーティブの基本「I(アイ)メッセージ」(30分)
3. 【演習】職場シーンで実践してみよう(40分)
4. DESC法:もう一歩踏み込んだ伝え方(20分)
5. まとめと振り返り(10分)

「我慢の文化」が生み出す、見えないリスク

多くの新入社員は、職場で自分の意見を言うことに強い抵抗を感じています。「まだ新人だから」「波風を立てたくない」「生意気に見られたくない」——こうした思考が、本来伝えるべきことを飲み込ませてしまいます。

しかし、この「受身的なコミュニケーション」には見えないリスクがあります。引き受けられない仕事を抱えて燃え尽きる。問題に気づいても報告できず、事態が悪化する。不満が蓄積し、突然退職する——早期離職の背景に、言えない文化が絡んでいることは少なくありません。

一方で逆のリスクもあります。自分の意見を押しつけ、相手を萎縮させる「攻撃的なコミュニケーション」は、チームの心理的安全性を損ないます。パワーハラスメント防止法の強化により、攻撃的なコミュニケーションが及ぼすリスクは以前より高くなっています。

では、どうすればよいのか。その答えが「アサーティブコミュニケーション」——自分も相手も尊重する伝え方です。

3つのスタイルを知ることから始める

研修の最初のセクションでは、コミュニケーションの3つのスタイルを整理します。

「攻撃的(アグレッシブ)スタイル」は、自分の権利を主張するが相手の権利を軽視する。短期的には要求が通るが、長期的に信頼を失います。「受身的(パッシブ)スタイル」は、相手に合わせ自分を抑える。ストレスが蓄積し、突然爆発するパッシブ・アグレッシブにつながることもあります。そして「アサーティブスタイル」は、自分も相手も尊重する。率直に、しかし配慮を持って伝えます。

個人ワーク「自分のスタイル診断」では、「先輩から急に仕事を頼まれた」などの3場面で、自分がどう反応するかを書き出します。自分の傾向を知ることが、変化の第一歩です。

「Iメッセージ」——最もシンプルで強力なツール

アサーティブコミュニケーションの基本ツールは「I(アイ)メッセージ」です。この手法は、主語を「あなた(YOU)」から「私(I)」に変えるだけで、コミュニケーションの質を大きく変えます。

「あなたはいつも遅いですね」(YOUメッセージ)→「私はスケジュールが心配です」(Iメッセージ)

Iメッセージの3ステップは「事実(客観的な状況を述べる)→感情(自分がどう感じたかを伝える)→要望(具体的にどうしてほしいかを伝える)」です。

本プログラムでは、Iメッセージの変換練習ワークに加え、リモートワーク時代のテキストでの活用も扱います。「確認してください。」という冷たい印象のSlackメッセージが、「○○について確認させてください。私の認識と差があるようで、すり合わせたいです」というIメッセージ的な表現に変わるだけで、受け取り側の印象は大きく変わります。

職場場面ロールプレイ3種

座学で理論を学んだ後は、実際の職場場面を使ったロールプレイで実践します。3つの場面カードが用意されています。

  • 場面1「急な仕事の依頼」
  • 場面2「会議での意見の相違」
  • 場面3「チャットでの誤解」

「DESC法」——より構造的な伝え方

Iメッセージをさらに発展させたフレームワークが「DESC法」です。Sharon A. BowerとGordon H. Bowerが提唱した4ステップ——Describe(描写)・Express(表現)・Specify(提案)・Choose(選択)——で、繰り返し起こる問題やシリアスな話題を構造的に伝えます。
個人ワーク「DESC法で書いてみよう」では「リモート会議で特定のメンバーが話し続け発言の機会がない」という場面を例に、DESCの実践を行います。

「日本型アサーティブ」という視点

「アサーティブは欧米的で日本では使いにくい」という声があります。しかし本プログラムでは「日本の文化的文脈に合わせたアサーティブ」を提唱します。クッション言葉(「恐れ入りますが」「差し支えなければ」)との組み合わせ、タイミングの選択、「完璧を目指さず60%のアサーティブでOK」という姿勢——これが「日本型アサーティブ」です。

「自分の意見を伝えることは、チームへの貢献です」——この言葉を、体験した上で受け取れる研修設計が、本プログラムの核心です。

データ形式など

本プログラムは、パワーポイントデータ+講師ノート+ワークシート(Zipファイル)のダウンロード販売です。編集可能なファイルが付属するため、自社の状況に合わせて内容のカスタマイズも可能です。

利用規約

ご購入前にご利用規約をご一読ください。利用規約はこちらのページをご覧ください。

再ダウンロード有効期間(日数) 無期限
ファイル名 S26_06.zip
公開日 2026/03/11
バージョン ver.1.00
制作
¥15,000(税込)