はじめて新入社員研修をオンラインで実施する際に、準備事項についてまとめました。はじめて研修担当になられた方やはじめてオンライン研修の実施を予定されている方の参考になれば幸いです。
運営側準備
1.研修プログラムの作成
日数や予算やニーズなどから研修のプログラムを検討し、作成します。
2.教材の作成
- スライド パワーポイントなどのスライドを使用する際には作成します。
- 事例 事例やケースなどを用いる場合には作成します。
- ワーク グループワークを行う場合はワークの内容を作成します。
- 受講者への配布資料 研修のテキスト、ガイドシート、ワークシートなどを作成します。また紙で配布する場合には印刷します。
- また簡単な操作方法をまとめた受講マニュアルなども手元のあると安心です。 ※弊社で使用している受講者用マニュアルを現在購入者全員にプレゼント中です
3.当日の運営メンバーの確保
- 講師(ファシリテーター)
- オペレーター
実施人数によってはサブ講師やアシスタントが必要になる場合もあるでしょう。
4.使用機材の準備
- 講師用PC
- オペレーターPC
- WEBカメラ:講師PCに接続する
- マイク:講師PCに接続する
その他にもホワイトボードを使用する場合など2つのカメラを切り替えて使用する場合は、固定用カメラ、三脚、スイッチャーなどの機材が必要になります。
5.使用アプリケーションの準備
オンラインで研修を行う場合、会議用アプリケーションが必要になります。代表的なアプリケーションを紹介します。全てのアプリケーションに画面共有とグループ分けの機能があります。
- Zoom:操作がわかりやすく、導入コストが低い。運営側で使用できる様々な機能がある。セキュリティの観点から使用を禁止している企業もある。
- Teams:Microsoft社のアプリケーションなので、企業で多く使われている。Zoomに比べて機能は少ない。パワーポイントなどのオフィスソフトを共同編集できるのでグループワークでホワイトボード代わりに使用するという使い方もできる。
- Google Meet:Google社のアプリケーションなのでGoogleのクラウドサービスを使用している起業で使われている。シンプルだが使いやすい。Googleドキュメントなどと合わせて使用するとより効果的。
- Webex:Zoomと同じく操作がわかりやすい。Ciscoシステムズのアプリケーションなのでセキュリティ面では安心感がある。
6.連絡先の入手、名簿の作成
当日の出欠確認や突発的トラブルのために受講者の連絡先を入手しておきましょう。また受講者の名簿を作成しておくと当日の管理がしやすくなります。
7.事前のグループ分け
グループワークを行う場合は事前にグループ分けを行っておくとよいでしょう。アプリケーションには自動でグループ分けを行う機能がありますが、運営側がグループメンバーをコントロールしたい場合には事前にグループ分けを行っておくと良いでしょう。
8.参加者へのURLの通知
使用するアプリケーションで当日に受講者にアクセスしてもらうURLを発行し、メールなどで通知します。
受講者側準備
1.使用機材の準備
- 受講用PC
- WEBカメラ:受講用PCに接続する。ノートPCですと搭載されている場合が多いです。
- マイク:受講用PCに接続する。多くのPCでマイクが標準搭載されていますが、周囲の環境音も聞こえてしまうため、ヘッドセットやマイク付きイヤホンなどを使用する方がよいでしょう。
2.通信環境のテスト
受講者の環境が自宅などで通信状態に不安がある場合には事前にテストを行ってもらうとよいでしょう。zoomではテスト用URL https://zoom.us/test が用意されています。もし通信状態に不安がある場合には受講環境の変更も検討した方がよいでしょう。
3.教材の準備
配布資料などが受講者の手元にあった方が良い場合はデータで送り印刷をお願いするか、印刷し郵送するなどの準備が必要になります。
4.アプリケーションの操作方法の取得
受講者には事前にアプリケーションの操作に慣れてもらうと良いでしょう。また簡単な操作方法をまとめた受講マニュアルなども手元のあると安心です。※弊社で使用している受講者用マニュアルを現在購入者全員にプレゼント中です
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