対象者:メーカーの工場リーダー職 約200名(2工場)
実施時間:1日(7時間)
製造現場のリーダーには、目の前の工程を管理するだけでなく、「何のために作るのか」「どのような品質を実現するのか」「前後の工程とどのようにつながっているのか」を理解し、ものづくり全体を見渡す視点が求められます。
そこで、普段の業務とは異なる環境で「ものづくりの基本」を改めて体感していただくため、車の模型づくりを題材にした1日7時間の体験型研修を実施しました。
研修では、単純に車の模型を完成させるのではなく、まずチームごとに「どのような車を作るのか」というコンセプトづくりからスタート。
その後、限られた部品や条件の中で、チームメンバーが役割分担をしながら車を製作します。
「どの部品を使うのか」
「どのような構造にするのか」
「限られた条件の中で、どこに工夫を加えるのか」
など、チームで相談しながら試行錯誤することで、企画・設計・製造という、ものづくりの上流から下流までの流れを体験していただきました。
完成後は、実際に製作した車を走行させ、走行性能や品質をチームごとに確認。思ったように走らない場合には原因を考え、改善するなど、製造現場で重要となる「品質確認→問題発見→改善」というプロセスも体験していただきました。
そして研修の最後には、完成した車を参加者全員で評価。投票によって優秀チームを決定し、上位チームには記念品を贈呈するなど、ゲーム性も取り入れながら、最後まで楽しんで参加できるプログラムとしました。
普段の業務とは異なる「車の模型づくり」という身近で楽しめるテーマを取り入れることで、参加者同士の自然なコミュニケーションを促しながら、ものづくりに関わる一人ひとりが、改めて「ものを作るとはどういうことか」を考える機会を提供しました。
研修を通じて、普段は担当している工程だけに目を向けがちな業務から一歩離れ、企画・製造・品質・改善までがつながって初めて、価値のある製品が生まれるというものづくりの全体像を再認識していただきました。
この研修で体験したこと

単なる「模型づくり」ではなく、ものづくりの一連のプロセスを楽しみながら体験し、リーダーとして必要な視点を再確認する研修として設計しました。
