CASE STUDY

同業企業への生成AI活用研修を実施しました ― 「調べ物」から「業務の武器」へ

同業企業への生成AI活用研修を実施しました ― 「調べ物」から「業務の武器」へ

先日、同業の研修会社様を対象に、生成AIの業務活用をテーマとした2日間のハンズオン研修を実施しました。今回はその内容と、先方の反応についてご報告します。

きっかけと先方の課題

研修先の企業様は、生成AIを「ちょっとした調べ物」に使うことはあったものの、日々の業務フローに組み込むところまでは至っていなかったそうです。少人数で運営されている会社ということもあり、業務効率化への関心は高いものの、何から手をつければいいか分からないという状態でした。

そこで今回、アカウント登録などの初期設定から、実際の業務に直結するワークフローの体験まで、一緒に手を動かしながら進めるハンズオン形式の研修を行いました。使用した生成AIサービスはClaude(Anthropic社)です。

2日間で取り組んだこと

生成AIによる研修レポート作成の効率化

研修の中でもっとも大きな反響があったのが、研修レポート作成の効率化です。

具体的には、手書きの研修アンケートをスマートフォンで撮影し、その画像をClaudeに読み込ませてデータ化、さらにExcelへの集約・グラフ作成までを一連の流れとして体験していただきました。

「手書きのアンケートがこんなにスムーズにデータになるとは思わなかった」「これなら実際の業務ですぐに使えそう」といった声をいただき、AIが「すごいけど遠い存在」から「明日から使える道具」に変わった瞬間を感じました。

なお、画像の取り込みにあたってはいくつかのコツがあります。

  • 会社名や氏名など個人情報にあたる部分は、取り込む前にトリミングしておく
  • JPEG形式で保存すると編集がしやすい
  • 解像度を高めに設定して撮影すると精度が上がる

こうした実務上のポイントも、実際に手を動かしながらお伝えしました。

音声入力の活用

意外と知られていない音声入力についてもご紹介しました。Windowsでは「Windowsキー+H」で起動でき、句読点の有無も設定から選べます。生成AIの各サービスにも入力欄にマイクマークがあり、直接音声で指示を出すことも可能です。タイピングに比べて格段に速く入力できるため、日常的な業務効率化の一助になります。

研修を終えて ― 先方の反応と今後

先方からは「大変感銘を受けた」というお言葉をいただきました。特に、研修アンケートのデータ化のように業務に直結する活用法を体感できたことが大きかったようです。

今後はまず一歩目として、研修の提案書作成などにAIを活用していきたいとのことでした。こうした「小さく始めて、成功体験を積み重ねる」アプローチが、AI活用を定着させるうえでもっとも大切だと感じています。

私自身の実感としても、アカウント登録という初期設定を一緒に済ませられたこと、そして「実際の業務で使えそう」という手応えを持っていただけたことは大きな収穫でした。

生成AI活用の研修・ハンズオン支援を行っています

「生成AIに興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない」「自社の業務にどう活かせるのか具体的に知りたい」 ― そんなお悩みをお持ちの企業様に向けて、ハンズオン形式での生成AI活用研修・指導を行っております。

今回のように業種や業務内容に合わせた実践的な内容で、「明日から使える」を目指した支援を提供いたします。

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