ユーザー数:10,000人以上
投票方式:信任投票・指名投票など
開発期間:約6ヶ月
弊社担当領域:プロジェクトマネージャー
労働組合の組合役員を選出するためのオンライン選挙システムを、開発チームと連携して企画・開発しました。
今回のシステムでは、10,000人を超える組合員が利用することを想定し、単純な投票機能だけではなく、労働組合の規約や選挙ルールに沿って、公平かつ適切に投票を行える仕組みを構築しました。
労働組合の役員選挙では、一般的なアンケートやWeb投票とは異なり、投票の有効性や公平性を担保することが重要です。
そのため、開発にあたっては、まず組合の規約や選挙方法を確認し、「誰が・どのような条件で・どの候補者に投票できるのか」といったルールを整理。
そのうえで、信任投票や指名投票など、実際の選挙運用に必要となる複数の投票方式に対応できるシステムを設計しました。
また、オンライン投票において特に重要となる本人確認や投票の重複防止についても検討。
- 二重投票の防止
- なりすまし対策
- 投票資格の管理
- 投票状況の管理
- 選挙ルールに沿った投票処理
など、選挙システムとして求められる機能を整理し、開発チームと協議しながら実装を進めました。
弊社はプロジェクトマネージャーとして、組合側の担当者と開発チームの間に立ち、要件整理、仕様調整、スケジュール管理、進捗確認、課題管理などプロジェクト全体をマネジメント。
約6ヶ月の開発期間を通じて、現場の運用ルールをシステムの仕様へ落とし込み、実際の選挙業務で利用できるシステムとして完成させました。
「規約」を「システム」に落とし込む
今回の開発で特に重視したのは、単に「オンラインで投票できるようにする」ことではありません。
労働組合ごとに定められている規約や選挙方法を確認し、実際の運用ルールをシステム上でどのように実現するかを整理することが重要でした。
そのため、組合の担当者の皆様と確認・協議を重ねながら、制度とシステムの両面から要件を整理。
組合規約・選挙ルール
↓
必要な業務・運用を整理
↓
システム要件へ落とし込み
↓
開発チームと仕様を調整
↓
テスト・運用確認
↓
本番運用
という流れでプロジェクトを進めました。
10,000人を超えるユーザーが利用するシステムだからこそ、「使いやすさ」だけでなく、「正しく運用できること」「公平な投票を実現できること」を重視した開発事例です。
システム開発そのものだけでなく、業務ルールの整理から開発チームとの橋渡しまで、プロジェクト全体をマネジメントした事例となりました。
